【徹底解説】ホラーのキャラクターたちが大集合したイラストを発見。何の映画に出てくる誰?①一段目

映画

Twitterを何気なくザッピングしていたところ、こんな投稿が目に止まりました。

映画館の客席に、古今東西のさまざまなホラーテイストムービーに登場する個性的な悪役たちが、ポップコーンをほおばりながら、物分かりよく並んで着席をしています。これは豪華な面々ですね。

こちらを投稿したのは、シカゴ在住の映画ファンの方のようですが、他の記事は巨乳美女だらけ・・。うーん、この人が描いたものではなさそうですね。いろいろ調べたところ、@Benziequeenさんという、漫画のパロディを題材としているアーティストの方が作品のようでした。

ともかく、”Can you name them all?”(こいつらの名前ぜんぶわかる?)と言われてるので・・、やってみましょう!左上から行きますよ!

ピエロの人形『ポルターガイスト』(1982)

最上段の左で不気味に微笑む人形、これは名作『ポルターガイスト』に出てくるピエロです。新築の一軒家に引っ越してきた家族が悪霊と戦います。

監督はトビー・フーパー、脚本・制作は、まだまだ若手だったころのスティーヴン・スピルバーグです。公開後に出演者が次々に非業の死を遂げたことでも、ある意味伝説となった作品でした。

アート・ザ・クラウン『テリファー』(2016)

その隣、こちらは比較的最近の作品、『テリファー』の悪役・アート・ザ・クラウンですね。「史上最恐のピエロ」の称号を得たキャラクターです。

ハロウィンの夜に現れたピエロの仮装をした男が、異常な殺戮を繰り広げるというありがちな設定で、何の教訓も感銘もなく、ただただ楽しめる映画です。

このB級感たまんないね!!

クリーパー『ジーパーズ・クリーパーズ』(2001)

顔にトゲトゲがついた邪悪なモンスターは、『ジーパーズ・クリーパーズ』に出てくる、23年おきにあらわれて人々を襲うというクリーチャーです。

製作総指揮は『ゴッドファーザー』のフランシス・フォード・コッポラという、実はちゃんとした企画。1作目には、まだ駆け出し中のジャスティン・ロングが出演していました。

銀色のウサギ『ドニー・ダーコ』(2001)

銀色のウサギは、SFともホラーとも定義できない、どこか哲学的にも発散していく怪作、『ドニー・ダーコ』に出てくるキャラクターです。

主演のジェイク・ギレンホールは、『遠い空の向こうに』(1999)の爽やかなイメージを一新、暗い奇妙な青年を演じてブレイク。その後も個性的な映画にひっぱりだこになりました。

ヴァラク『死霊館のシスター』(2018)

その隣でまがまがしく微笑む修道女は、『死霊館のシスター』に登場する邪悪な存在、ヴァラクです。この悪魔はとにかく強くて、修道院を乗っ取ります。

主演したタイッサ・ファーミガは、死霊館シリーズを通して重要な役、ウォーレン夫人を演じているヴェラ・ファーミガの年の離れた妹です。

キャンディマン『キャンディマン』(1992)

「5回唱えると現れる」という都市伝説に出てくるキャラクターのキャンディマン。武器は大きな鈎(カギ)です。

1992年に映画化されたこのカルトムービーは、『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール制作のもとリメイクされ、2021年に日本でも公開されました。

ピンヘッド『ヘル・レイザー』(1987)

その右は『ヘル・レイザー』に登場する「セノバイト」と呼ばれる魔道士の筆頭、ピンヘッドです。彼はカルト的な人気を誇っていて、これまでになんと10作もシリーズ作品が作られました。

痛そうな見た目だね〜

エスター『エスター』(2009)

最上段の最後は、このメンバーの中では可愛らしい普通の少女に見える、エスターです。孤児院から養子で引き取られた彼女、どこか変だなあ、と思っていたら実は・・。

エスターを演じたイザベル・ファーマン、2021年には24歳になりましたが、なんと前日譚を描く続編に同じ役で出演が決定しています。

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